パンストの館でパンストの謎を追え!

パンストの館(虻田郡)

名前からして怪しげなこの廃屋。
そんないかがわしい物件の情報を提供して貰った我々(ハヤテ、参謀K2、はれ、ぼんZ)の四人は、さっそくその名前の由来を解明するべく、車を走らせてみました。

パンスト、しかし廃墟。パンスト、しかし心霊スポット。
うーん……謎。

「つか、めっさ遠いやん洞爺!!」

実は方向音痴の集まりである我々は、札幌からの実際の距離に驚愕。
さりげなく道を間違えたことも相俟って、夜中出たのに気付くと朝。

もう肝試しにもなりゃしない、と破れかぶれで洞爺湖畔でカシャリ。
「来たれ切り込み隊!」という感じですか。
さらに洞爺湖畔を散歩。
御覧のとおり雲ひとつない快晴で、偉く気持ちが良かったです。思わず走ったり、叫んでみたくなったりして。

ぼんZ隊員は文句ばっかりたれてました。
自分から「い、い、行きたいッス! 連れてってください! ギャー!」と言ってたのに……(笑)
余りにも景色がいいので、いつも廃墟とかオーブとかばかり撮影してるデジカメをねぎらう意味を込めて、風景を一枚。

参謀「あの山の上のアレ……アレだろ? 目的地」

私「遠ッ!!
前の写真から車を走らせる事三十分ほど、山の中をどんどんと分け入っていくと、情報の通りの場所にそびえ立つ立派な宿泊施設が。
ここがパンストの館なのか?

しかし天気がいい。
ウグイスの鳴き声もえらく爽やかです。ゲンナリ。
丁度おあつらえ向きに駐車スペースがあったので、そこに駐車して建物に近付いてみました。
窓という窓にベニヤが貼られ、封印が施されています。
夜中に来れば迫力満点だったのでしょうが……残念無念。
しかし天気が(以下略)
参謀「お。あったぞ、情報通りだな」

見てみると、入口の脇になぜか、おびただしい量のパンストが……。
なぜ、こんな所にパンストが?
ここはパンスト製造会社の宿舎だったとか……そんなワケない。
正門は閉鎖されている(&草が生い茂っていて侵入困難)為、恐らく従業員用と思われる扉を使って切り込みます。
流石に朝とは言っても中は真っ暗。少しは切り込み隊っぽくなってきたかも。

はれ「中にもたくさんパンストが落ちてるな……」

何故だ。
やはり潜入した場所は従業員用だと思われ、所狭しとパンストが投げ捨てられているトイレ、休憩所などがありました。
この画像の場所は厨房だったようです。
奥の方に瞬間湯沸かし器がありますね。それから業務用の冷蔵庫。
狭い廊下を抜けると、ホールに出ました。
かなり広大な場所で……BB弾が落ちてます。
やはり、ここでもバトルを繰り広げた猛者がいるようで……ただただ、たまげますね。
それでも穴場らしく、破壊やラクガキの跡は少ないです。どーしようもないラクガキとかありましたが(笑)
アングルを変えて撮影してみました、二階の状態です。
まだ使われている、と言っても通じるほどに綺麗です。まあ、実際は汚いんですけど。

天井の明かり窓から光が差し込んで、えらく日の当たりがいいです。
きっと気持ちのいい宿泊施設だったのでしょうが……経営不振で潰れてしまったのでしょうか?
上の写真の廊下をずっと奥に進んでいくと、暖炉がありました。
今はゴミで埋まっていますが、昔はここにも赤々と火が入れられていたのでしょうか。
本当にゴミだらけで見る影もない。合掌。
で、客室の様子です。
まあ何もないのは当然なんですが……暗い。一条の光すら差し込みません、まさに暗黒空間。
ベニヤで塞がれてるからなんですが。

しかし、客室の隣に何故かサウナルームがあったりと、良く分からない構造の建物です。うーん。
吹き抜けになっている二階部分から、一階を撮影してみました。
結構荒れ果ててる感じですが、これでも我々にとっては綺麗と感じられるレベルで。
朝だというのにオーブが映ってますね……元気な事です。
モザイクの部分は、未成年にはお見せできません(笑)
ビリヤードの台を発見。
中途半端に分解されて、ラシャも剥がされてしまっています。
かつては、この台で宿泊客がビリヤードに興じたのでしょうが……今はこの台と戯れるのは、御覧のとおりオーブくらいのものです。
さて、一階に降りてきました。
ここは「レストラン」という表記がなされていた場所ですが、今はもうがらんとした空間のみが残されています。
無造作に打ちつけられたベニヤが物悲しいですね。

参謀はこの場所でのみ「なんか気分が悪いな」と云っていましたが……私に劣らぬ霊感音痴なので、気のせいでしょう(笑)
一階ホールの奥はゴミだらけです。
……しかし、妙なのはこのようにゴミが一箇所に集められているという事。
必要とされなくなった宿泊施設の中を、掃除している物好きでもいるということでしょうか?
謎です……が、ゴミは自然には集まりません。人の手が加わっているとしか。
いつか復活の時の為に、元従業員などが掃除したのでしょうか。
恐らく正面玄関であろう場所。現住に封印がしてあります。
後ろを振りかえると、滑り台やブランコなどの遊具の残骸が。さすがに身の丈ほどもある雑草が生い茂っていたので、直接間近では見られませんでしたが。
気持ち良くパンストの館を後にし、帰途についていると、不意に巨大な廃屋が。なんたる幸運、瓢箪から駒。

私「ついでだ、行くぞ!」
K2「……あれ? ここ前に来ただろ

腰砕け。
とまあ色々ありましたが、天気もよいので気分良く帰りつつ。
画像は羊蹄山です。んー、絶景。
……切り込み隊とは最も縁遠いっぽい画像ですが。

「パンストの館」という名前に偽りなく、凄まじいまでの量のパンストが廃棄されている場所でした。どこ見てもパンスト。
「サバゲーしてて、足音消すのにパンストを靴の上から履いたのでは」
「近所の他のホテルの人間が棄てたのでは」
など、様々な憶測が飛び交いましたが、真相は謎のままです。
今度は夜行きたい。