南区−厚田村探索奇行

農家の廃屋(石狩市)
情報提供:リナさん

さて、我々切り込み隊は札幌界隈を活動拠点にしているくせに、南区が殆ど手付かずという醜態を晒しておりました。
そんな折、南区のスポットを案内していただけるというお話で、我々はさっそく情報提供者のリナさんと合流する事に。

最初に我々がやってきたのは、豊滝の廃屋。
かつて私がまだペーペーの廃墟探索人だった頃(今と何が違うんだ)、必死で探していたにも関わらず見つからなかった場所です。
これで、私がかつて探していた駒丘、空沼、豊滝の三箇所は制覇ということですが……さて、この階段の果てにはどんな廃屋が待っているのでしょう?

胸が躍ります。
……って、ねぇよ!!
ザ・瓦礫の山。確かに廃屋はあったのでしょうが、見る影もなく崩壊しています。

はれ「自壊したのか?」
ベロ「いや、コンクリだからそれはないだろ……業者が入ったんだ」

業者がわざわざこんな所まで踏み込んで、破壊するメリットがあるのでしょうか?
今や、ブロック塀がほんの少し残っているだけ。
もう少し……せめてあと二年来るのが早かったら!

ベロ「無理だろ」
めぼしいものは特になく、ただただ瓦礫のみ。
うち棄てられた不気味な人形とか、あれば楽しかったのに……残念無念!

それより瓦礫の上はバランスを保つのが大変です。(それ以前に登るな。)
お次はお参りすると事故る、という噂の立ってるらしい地蔵です。
お供え物が置いてあり、結構人は来ているような感じ。ちょっと記憶が曖昧ですが、交通安全祈願ではなかった気がします。

……で、私の車はその後も元気に走り続けてます。(笑)
で、今度は南区とは正反対、厚田村まで足を伸ばしてみました。
以前リナさんからオーブの写ったこの廃屋の画像を戴きまして、今回の切り込みは実はここがメインディッシュと云っても過言ではないのです。

……決して南区が不作だったわけではなく。(笑)
さて、廃屋の常として、窓の類は固く閉ざされてしまっています。
かなり古い建物のようですが、住居と納屋が合体している作りで、かなり横に長い。
一瞬長屋かとも思いましたが、個人の住居だったようです。

というか、今時長屋はないだろ。
ボロボロに朽ち果てた入口。
今にも崩れてきそうで怖いですが、霊だとかそういう物はいなさそう……と思ったらオーブが。
まあ節操なく現れてくれるモノです。
どうやら居間だったらしい部屋。
衣類や手紙、書類関係が散乱しているのは廃屋の常ですか。

えらく以前に廃棄されてしまったようで、我々が生まれる前の日付のものもちらほらと。
それにしては手紙入れの柄は「アラレちゃん」でしたが。
この廃屋に住んでいた家族には、子供もいたようです。
埃を被ったビニールのてるてる坊主とシャチ(イルカ?)が、在りし日を想起させてなんとも不気味な感じですね。
「相撲大会優勝」という表彰状もありました。
コンポとスピーカーが放置されています。
古さから考えるに、当時はかなり高価なものだったのではないかと考えられます。
家はボロい(失礼)割にこの高価そうなスピーカー……家主は音楽を愛する人間だったのでしょう。
それを見捨ててここを去った理由はなんだったのでしょうか?
壊れかけのRadio。(古)

確実に壊れてると思いますが。
廃屋の裏に回り込んでみると、これがまたものの見事に崩壊していました。
余りの崩れっぷりに足を踏み入れる事すら叶いません。

冷蔵庫などが投棄されていますが、それは投棄されたものやら、単に冷蔵庫が置いてあった部屋が崩れたものやら。

豊滝の廃屋が崩壊していたのは痛かったですが、まあそれも「崩れてるよ」と後の兵士に教えるための知識を得たと思えば溜飲も下がるというもんでしょう。

最後の廃屋は納屋部分も撮影したのですが、トラクターなどたいしたものは写っていなかったため、割愛しました。
でもひょっとしたらなんか写ってたかも?

情報提供者のリナさん達に感謝!
お忙しい中、わざわざ案内していただきありがとうございました。