没落貴族の館! 落日の廃ホテルエンペラー&ローヤル その二


正面玄関に中から回り込んで来てみました。
玄関とは言っても客は車でガレージに直接入るので、もっぱら従業員専用といった感じでしょう。
厨房ですね。
単なるラブホの厨房にしては、結構広いスペースをとっていると言えるのではないでしょうか?
ラブホの食べ物と言ったら冷凍食品かレトルトしかないように思いますが(あとは軽食)、ここは結構力を入れていたのかもしれませんね。
皇帝専属シェフか。すごいな。
なかなか散らかっておりますなあ。
窓ガラスは割れ、襖は外され、水漏れによって奥の部屋の畳は侵食されてしまっています。
あんまり長居はしたくないので先へ先へ。
物干し竿がたくさん掛かっています。
ということは、ここでタオルなどを部屋干ししていたということでしょうか。
室内暖房器もあるし。
これは荒廃がひどい。
没個性で殺風景な内装は、従業員の寝起きしていた部屋ゆえのこと……ということでしょうか。
地方にある同じようなタイプのラブホテルと同じように、ここも従業員が住み込みで働いていたようですね。
もしくは住居と一体型ということか。
天井の一部が落ちてしまっている……。
どうでもいいですが、右側に見える欄間が妙に凝っています。
妙に古めかしいミシンがありました。
こりゃ年代物だ……。布が掛かっているところを見ると、ホテルが潰れるギリギリまで現役だったのでしょうか?
それともただの置物か。
洗面台は、天井から落ちてきた天井板によって使用不能に。
痛ましいことであります。
ご休憩は一律3800円。
ご宿泊は6000円と5500円であります。
良心的な価格ですね。札幌近辺だとご休憩で5000円取られるからなぁ。
新聞を発見しました。
1995年(平成7年)3月22日(水曜日)。
この少し後辺りがこのホテルの命日だったということですね。
ラブホテルによくある、利用者ノートがありました。
こちらのカップル、翌年結婚を控えているのだとか。ラブラブなノロケ話が書いてありました。
お幸せに! ……と言ってももう15年も昔の話だ……。
パントリーだったようですが、もうロクなものがありません。
ハブラシやコップなどアメニティグッズが残っていただけ、留萌の廃ホテルよりはマシですが。
乱雑に開けられたタンスやクローゼットの様子は、まるで泥棒が入ったかのようです。
まあ、中には何も入ってないワケですが……。
この辺りはずっと従業員区画のようですが、そろそろ客室に行ってみたいモノです。
みつを。
という感じで、次から二階です。
やっぱりホテルの醍醐味といったら客室ですからね!
エンペラーのエンパイアぶり(?)を見せてもらうことにしましょう。